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2024年10月27日福岡県糸島市にある「櫻井神社・櫻井大神宮」は福岡藩の藩主が創建に関わった神社だよ。
実はこの櫻井神社・櫻井大神宮は人気アイドルグループ「嵐」の聖地としても知られているの。
ここでは国の重要文化財指定になった櫻井神社・櫻井大神宮の魅力をまとめてみよう。
目次
【櫻井神社・櫻井大神宮とは?】
櫻井神社・櫻井大神宮は福岡県にある糸島半島北部の先端に位置している神社。
古来より清らかな祓い清めの神様として信仰されてきたの。
福岡藩2代目藩主・黒田忠之公が創建した櫻井神社と、伊勢神宮の内宮・外宮の両宮のご分霊を奉じさせ鎮座させた櫻井大神宮からなるよ。
【櫻井神社・櫻井大神宮は重要文化財に指定】
櫻井神社・櫻井大神宮は変わらぬ景観が評価されて国の重要文化財に指定されたよ。
国の重要文化財に指定されたのは櫻井神社・櫻井大神宮の本殿と拝殿、楼門。
1632年に本殿が創建された櫻井神社・櫻井大神宮は、福岡藩2代目藩主・黒田忠之公が自ら創建に関わっているの。
櫻井神社・櫻井大神宮の景観が昔と変わらない状態で残されている点が評価されて、国の重要文化財に指定されたよ。
【櫻井神社・櫻井大神宮は嵐の聖地って本当?】
櫻井神社・櫻井大神宮は嵐のメンバーの櫻井翔さんの苗字と同じ「櫻井」なので嵐ファンの聖地になっているの。
櫻井神社の絵馬にコンサート当選祈願を書くと必ず当たるという口コミも一時期は広まっていたそうで、多くの嵐ファンが訪れていたんだって。
また同じ福岡県には、嵐のメンバー二宮和也さんの苗字と同じ「二宮神社」や、松本潤さんの名前と同じ「潤神社」もあるんだ。
ファンの間では、櫻井神社・二宮神社・潤神社を聖地巡礼することも多いそう。
【櫻井神社の歴史】
櫻井神社・櫻井大神宮は福岡藩2代目藩主・黒田忠之公が創建した神社。
慶長15年の1610年、6月1日~2日にかけて大雷雨が起こり、雷が光った時、岩戸神窟が開けてご神霊が現れたそう。
次々の霊験あらたかな出来事が起こったため、洞窟にはたくさんの民衆が集まってきたの。
あまりの騒ぎの大きさを耳にした福岡藩2代目藩主・黒田忠之は2度も現地に遣いを送ったんだ。
神の力に感謝した黒田忠之公は寛永9年の1632年に現在の社殿を創建したよ。
櫻井神社・櫻井大神宮は現在もその当時の姿を留めているの。
【櫻井神社の御祭神】
櫻井神社の主祭神は以下の通り。
・神直日神:災厄を祓い清める神様
・大直日神:災厄を祓い清める神様
・八十枉津日神:災厄を司る神様
災災厄を司る神様と厄を祓い清める神様をお祀りしているんだ。
また八所産土大神と島岡大明神もお祀りしているよ。
八所産土大神は久保宮・西宮神社・熊野宮・伊牟田八幡宮・谷熊野神社・木浦神社・梅宮・末松神社の桜井各地に祀られていた神々なの。
島岡大明神は福岡藩二代目藩主黒田忠之公のご神霊なんだ。
【櫻井大神宮の歴史と御祭神】
櫻井神社の御祭神のご神託を受けた福岡藩2代目藩主・黒田忠之公は、櫻井神社を創建する前の寛永2年(1625年)に岩戸神窟の西南の地「光寿山」へ神明造り茅葺の社殿を造営したの。
伊勢神宮の内宮・外宮の両宮のご分霊を奉じさせ、ご鎮座頂いたことが櫻井大神宮の始まりなんだ。
櫻井大明神も伊勢神宮の遷宮にならって、宮地を2箇所に定めて20年ごとに式年遷宮を取り行ってきたの。
しかし第13回目にして止まってしまい、現在の社殿は慶応2年(1866年)のもので、150年近く経っているんだ。
櫻井大神宮の御祭神は天照大御神と豊受大御神をお祀りしているよ。
【櫻井神社の見どころを徹底解説】
櫻井神社の見どころをまとめてみよう。
<楼門>
櫻井神社の拝殿・中殿・本殿にたどり着く前にあるのが、2階建ての楼門だよ。
楼門には黒田家の家紋が2種類彫られているんだ。
境内に入る前の側面には、黒田家の本家以外の家来も使用を許可されていた「藤」の紋があしらわれているの。
境内に入った後の側面には、本家のみに使用が許されていた「黒餅」という家紋が彫られているよ。
<岩戸宮(奥宮)>
櫻井神社にある岩戸宮(奥宮)は、神様が現れたとされる神聖な場所であり、パワースポットとして人気があるよ。
厳重に閉じられた扉は三重になっていて、その奥には奥行き6mほどあり畳3畳ほどの広さの空間があるの。
この場所は海の神様につながる道と言われていて、この場所から直線でつなぐと伊弉諾命(いざなぎのみこと)と、伊弉冉命(いざなみのみこと)をお祀りしている二見ヶ浦があるんだ。
岩戸宮は櫻井神社を建立する際に、神窟を中心に小高い山を切り開いて、社殿を造営。
小高い山は古墳であったと言われているそう。
<本殿>
本殿では「祓いを司り、万の縁を結ぶ」神様をお祀りしているよ。
建物の左右に分かれて配置されている龍は阿吽になっていて、色合いがとても綺麗なんだ。
櫻井神社にはこのほかにも「対」になっているものがたくさんあるそうで、あらゆる縁を結ぶ社として知られているよ。
本殿の中には数々の歴史にまつわる絵画、地図などで埋め尽くされているの。
糸島の歴史や、黒田藩からの代々の将軍の絵など歴史好きは楽しめそうだよ。
<太鼓橋>
参道の太鼓橋は1632年に作られた橋。
福岡県の重要文化財指定で、参道の石畳も当時の面影を残しているよ。
太鼓橋の下には池があって鯉も泳いでいるよ。
【櫻井大神宮の見どころを徹底解説】
櫻井大神宮の見どころをまとめてみよう。
<本殿>
櫻井大神宮の本殿の屋根は注目ポイント。
屋根の上に斜めに出ている部分を千木と言うのだけど、この千木は向かって右側が天と水平、左は天と垂直になっているの。
櫻井大神宮は内宮・外宮を一宇に合祀した本殿の造りをしており、千木は向かって右側が水平切りで内宮(天照大御神)を、向かって左側は垂直切りで外宮(豊受大御神)を現しているんだ。
伊勢神宮からお連れした2人の神様をお祀りしているから、切り方を変えて意味合いを表してるの。
この造りは櫻井大神宮独自の建築様式であり、全国的にもとても珍しいんだ。
<鳥居>
櫻井大神宮の鳥居は、伊勢神宮から20年ごとにいただいているものなの。
伊勢神宮の125社あるお社の中で、特に大事な2社の御正宮「内宮」「外宮」より、外宮の板垣北御門の鳥居の真裏のものになるんだ。
伊勢神宮では神主さんしか通れなかった特別な場所の鳥居だったんだけど、櫻井大神宮に運ばれていからは誰でも通れる鳥居となっているよ。
鳥居は木製で、樹齢200年のヒノキを使っているそう。
パワースポットとしても人気が高いよ。
<樹齢500年の楠木>
櫻井大神宮には現在の参道から少しそれたところに旧・参道があるの。
旧・参道にあるのが、立派な楠木だよ。
楠木の樹齢は推定500年と言われているの。
参道が大きくカーブしているのは、参道を整備する際にこの楠木がすでに存在していたからだろうと言われているよ。
【櫻井神社で執り行われる例大祭は岩戸開き神事】
櫻井神社では年に1度、7月2日の4時より、岩戸宮が開かれる神事が行われるの。
その日は毎年、平日・休日関わらず朝の4時には、境内は人で埋め尽くされるんだ。
この例大祭に来た参拝客は「良いことがあった」という人が多いそうで、神様からパワーをもらえる日として評判になっているよ。
【桜井二見ヶ浦とは?】
桜井二見ヶ浦は櫻井神社の宇良宮としてお祀りされているの。
2つの岩は向かって右側が男性の神様「伊邪那岐命」で、向かって左側が女性の神様「伊邪那美命」が鎮まっている御神体岩として信仰されているんだ。
櫻井神社の創建の基となった岩戸神窟の一直線上にあるのが二見ヶ浦であり、古くから深い関係にあることが分かるね。
夏至の日には伊勢にある二見ヶ浦の中心より朝日が昇り、桜井二見ヶ浦の中心へ夕日を迎えるという現象が起こるんだ。
日本の総氏神様であり、伊勢神宮の御祭神・天照大神は太陽の神様として信仰されているの。
太陽の力が一番強い夏至の日に、伊勢と糸島が繋がっている事には神の力を大きく感じられるよ。
<海中大鳥居>
桜井二見ヶ浦には海中大鳥居があるの。
鳥居には神様の場所を示す結界のような意味合いがあるんだ。
桜井二見ヶ浦は櫻井神社の宇良宮として祀る御神体であり、ここから先は神様の場所であるという意味を込めて、海中大鳥居が昭和43年に4月25日に建立されたの。
また桜井二見ヶ浦は古くは「清涼岩」と呼ばれており、清浄な神体岩として信仰されていたんだ。
海中大鳥居は白色であり、白は清浄な色であるとともに景観を損なわないように配慮されているの。
<大注連縄>
桜井二見ヶ浦の大注連縄が掛けられるようになったのはいつなのかははっきりわからないの。
昭和32年に再興したと祝詞には記されていて、いつ頃に途絶えたのか、いつから掛けられたのかは不明なんだ。
注連縄は神様の宿る場所を示すという意味があって、桜井二見ヶ浦は神々が宿る御神体岩だからしめ縄が掛けられているの。
また桜井二見ヶ浦は別名「夫婦岩」とも呼ばれていて、しめ縄で夫婦の絆をしっかりと結び付けるという意味もあるそう。
【櫻井神社・櫻井大神宮の住所とアクセス】
住所
福岡県糸島市志摩桜井4227
アクセス
・(博多・天神から)高速バス(ウエストコーストライナー)乗車、「桜井」バス停下車、徒歩約15分
・(博多・天神から)高速バス(いと・しま号)乗車、「桜井」バス停下車、徒歩約15分
・九大学研都市駅からバス(西の浦線)乗車、「桜井」バス停から徒歩約15分
・筑前前原駅(JR筑肥線)北口からバス(野北線)乗車、「桜井」バス停から徒歩約15分
※バスの本数が少ないので事前にご確認ください。など。
糸島観光サイトより引用