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2023年2月26日
東京都にはたくさんの神社があるけれど、全国的にも知名度が高いのが「明治神宮」だよね。
渋谷区にある明治神宮は、東京都内でも有数の観光スポットとして知られているよ。
今回はパワースポットとして人気の高い明治神宮についてまとめてみよう。
目次
【明治神宮とは?】
東京都渋谷区にある明治神宮は、明治天皇と明治天皇の妻である昭憲皇太后を祀っている神社。
境内には大きな森があるんだ。
この森は、社殿建立時に全国から寄贈された約10万本の木が植えられた人工林で、70万㎡の広さを誇っているよ。
散歩やランニングをする人も多く、市民の憩いの場として親しまれているの。
また明治神宮では相撲の土俵入り、芸能人など各界の著名人の結婚式、お祭りなど年間を通して様々なお祝いやイベントが行われているよ。
お正月には数日間で300万人以上の参拝者が訪れるほど人気の神社なんだ。
【明治神宮の歴史とは?】
明治天皇は1894年、昭憲皇太后は1914年に崩御。
それを受けて1919年に、両御祭神に近いとされる渋谷区代々木に明治神宮が創建されたんだ。
1945年には大東亜戦争の爆撃を受けてしまい、創建当初の本殿は焼失。
しかし1958年11月に、国内外からの寄付によって再建工事が完了し、現在の社殿が完成したの。
明治神宮が建立された地は、かつては近江彦根藩・井伊家の郊外の屋敷があったそうで、明治維新後に井伊家から国に寄進されたんだ。
第二次世界大戦後には、宗教法人神社本庁の別表神社に指定されたよ。
【明治神宮の御利益は?】
明治神宮では幅広い御利益が得られるの。
特に
・家内安全
・身体安全祈願
・恋愛成就
・良縁(縁結び)
・合格祈願
・商売繁盛
などが有名だよ。
【明治神宮のおみくじは他とちょっと違う?】
明治神宮を参拝したらぜひとも試してもらいたいのが「大御心」だよ。
この大御心はいわゆるおみくじなんだけど、他のおみくじと比べるとちょっと違うんだ。
おみくじと言えば、縁起がよいか悪いかなどをイメージするけれど、大御心では吉凶を伝えるのではないの。
大御心には人生の指針となる教訓が込められているんだ。
天皇や皇太后が詠んだ和歌の30首のどれかが書かれているよ。
【明治神宮の個性豊かな御守り】
明治神宮は日本一初詣の参拝客が多いと言われる神社で、御守りの種類が豊富なんだ。
今回は明治神宮ならではの御守りをご紹介するね。
<開運木鈴「こだま」>
開運木鈴「こだま」は、明治神宮の杜の御神木から作られた木製の鈴。
人工林を作るために植えられた木々の中で、何らかの理由で折れてしまったため伐採することになった木々から作られているの。
数に限りがある貴重なもので、自然な木肌や木目を楽しめるから、1つ1つ柄や色味が異なるんだ。
また木によって奏でる音も違うから、世界に1つだけのオリジナルの木鈴なんだよ。
「こだま」には白木づくりと漆塗りの2種類があって、鈴が綺麗な音を奏でてくれるから御守りとしても人気を集めているの。
<相和守り(そうわまもり)>
御祭神が仲睦まじかったことから夫婦円満・家内安全の御守り「相和守り」があるの。
社殿前にある御神木・夫婦楠木にあやかり、2つで1つになっている珍しい御守りで、中には夫婦楠木から作られたアロマが染み込まれた紙が入っているんだ。
御守りを持っていると、楠木の香りが漂って、ヒーリング効果もあるよ。
【明治神宮の見どころスポットを徹底解説!】
明治神宮の広い境内にはたくさんの見どころスポットがあるよ。
今回は明治神宮を訪れたらぜひとも見ておきたいおすすめスポットをご紹介するね。
<大鳥居>
明治神宮のシンボルである大鳥居は、南参道と北参道の分岐点にある。
大きさは、高さ12m、幅17.1m、直径1.2m、重さ13トンもあるんだ。
木造の鳥居としては日本一の大きさを誇っており、その迫力に圧倒されるよ。
ちなみに現在ある大鳥居は、2代目。
初代の大鳥居は明治神宮建立の際に、台湾総督府から寄贈された樹齢1,200年のヒノキの木だったの。
しかし1966年に落雷によって被害を受けたため、2代目の鳥居が建てられたそう。
2代目の鳥居は台湾から送られた樹齢1,500年のヒノキを使っているよ。
最強のパワースポットとして知られる大鳥居はぜひチェックしてみよう。
原宿駅から大鳥居をくぐって南参道へ沿って進むルートは、縁結びに良いそう。
<拝殿・本殿>
参道をまっすぐ歩いていくと見えてくるのが、本殿だよ。
曲がりくねった道の先にあるんだけど、この曲がり角は88度と言われているの。
88度という数字は末広がりの「8」からきているという説もあるんだ。
本殿には境内のあらゆるパワーが集結するそう。
参拝の際には、拝殿で御祭神を祀る本殿に向かって拝礼を行うよ。
<ワインの酒樽>
明治神宮には酒樽がたくさん奉納されているの。
日本酒の酒樽だけではなく、ワインの酒樽もあるよ。
ワインの奉納が始まったのは2006年のこと。
明治天皇がワインを嗜んでいたことから、フランス・ブルゴーニュ地方のシャトーというワインの名産地や日本全国からワインが奉納されるようになったそう。
<御苑>
明治神宮の南側にある御苑は、明治天皇が愛した庭園をそのままの姿で保存されているの。
500円の入場料が別途必要だけど、緑豊かな庭園はヒーリング効果が抜群。
6月には青や紫、白など色とりどりの花菖蒲が咲き乱れるの。
この花菖蒲は明治天皇の勅命で昭憲皇太后のために植えられたものだそう。
江戸時代の花菖蒲は48種類だったけれど、現在では150種類1,500株もの花菖蒲が植えられているんだ。
<清正井>
御苑にある清正井は、都会では珍しい神社の庭にある湧き水の井戸。
明治天皇や昭憲皇太后もこの井戸を訪れたんだよ。
水温は15℃で、毎分60Lの水が湧き出ているんだ。
安土桃山・江戸時代の大男武将である加藤清正が自ら掘ったと伝わっているよ。
加藤清正が掘った井戸だから「清正井」と呼ばれているの。
お正月など参拝客が多い時期には、整理券が配布されるほど人気のスポット。
この清正井は涸れることがない清らかな湧き水で強い浄化作用があるそう。
スマホの待ち受け画面を清正井にすると、運気アップにつながると言われているの。
特に金運アップに効果があるそう。
<南池>
清正井を水源とする南池では、花菖蒲と同じ6月頃に睡蓮の花を楽しめるよ。
また夏にはサギやカワセミ、冬にはキンクロハジロなど渡り鳥を見ることもできるんだ。
この南池には昭憲皇太后が釣りを楽しんだとされる御釣台もあるよ。
都会に居ながら、自然を感じられるヒーリングスポットとして人気なんだ。
<亀石>
清正井に続くパワースポットとして知られているのが、西参道から宝物殿までの芝生エリアの北池手前にある「亀石」だよ。
角度によって大きな亀に見えるため「亀石」と呼ばれるようになったそう。
亀は、幸運・長寿・金運のシンボルであるため、パワースポットとして人気を集めるようになったの。
亀石に触れると、長生きできる健康な体が手に入ると信じられているよ。
特に亀の頭の部分から強力なパワーが出ているそう。
<鎮守の杜>
明治神宮の森として知られているのが「鎮守の森」だよ。
自然のまま手入れがされていないように見える鎮守の森だけど、約90年前につくられた234種類の人口林なんだ。
鎮守の森には、東京でなかなか見ることができない昆虫や動物が多数生息しているの。
狸、オオタカ、ヌメリカビなど2,800種類以上の生物がいるよ。
<夫婦楠木>
明治神宮の本殿前にある夫婦楠木は、夫婦円満や家内安全を象徴する御神木。
思わず足を止めてしまうほどの迫力で、強力なパワーを感じられるよ。
2本の楠木は、明治神宮と昭憲皇太后の仲が良かったことから
・夫婦円満
・家内安全
・縁結び
に良いとされているよ。
2本並んだ楠木は、樹齢100年の大木。
<猪の目>
明治神宮の境内にはハートマークがあちらこちらに隠されているの。
本殿へ続く南神門の扉などにハートマークを見つけることができるよ。
このハートマークは日本古来の縁起のよい文様である「猪の目」で、イノシシの目をイメージした模様。
イノシシは山火事が起こると素早く逃げるため、それにあやかり火除けの意味が込められているの。
明治神宮は猪の目の数が多いから、扉の飾り金具、屋根の懸魚などにある猪の目を探してみよう。
<宝物殿>
境内の最も北にある宝物殿はパワースポットとして人気があるよ。
宝物殿には、明治天皇が日常的に使用されていた机、文房具、書籍、馬車、調度品などが飾られているの。
この宝物殿は日本初の鉄筋コンクリート建築で、平成23年(2011年)に国の重要文化遺産に指定されたんだ。
宝物殿は土日のみの営業となっているので注意しよう。
<さざれ石>
宝物殿の前には国歌に登場する「さざれ石」があるよ。
さざれ石と宝物殿を結んだラインからは強いパワーが得られるそう。
さざれ石とは、石灰質の小石が集まってできた石で、浄化パワーがあるの。
水晶などで作られたさざれ石は、パワーストーンとしても知られているよ。
【明治神宮外苑のおすすめスポットを徹底解説!】
明治神宮外苑は1926年に明治神宮の外苑として整備されたんだ。
今回は明治神宮外苑のおすすめスポットをまとめてみよう。
<イチョウ並木通り>
青山通りから明治神宮外苑まで続くのがイチョウ並木だよ。
この通りには、146本ものイチョウが植えられているんだ。
紅葉シーズンには黄金色のトンネルと、イチョウの絨毯の景色が見事。
都会的でおしゃれな景色を楽しめるよ。
<聖徳記念絵画館>
聖徳記念絵画館は明治天皇と昭憲皇太后の聖徳を後世に伝えるために建てられた美術館。
神宮外苑のシンボル的存在で、館内には歴史的遺物を伝える大きな壁画が年代順に展示されているの。
<建国記念図書館>
建国記念図書館は、国民の祝日である建国記念日の制定を記念して建てられた図書館。
<御鷹の松>
御鷹の松は、江戸幕府3代将軍・徳川家光にまつわる伝説がある松。
家光が鷹狩りに行く途中に堺明寺で休憩をしていたそう。
すると、江戸城から鷹狩りの遊女が飛んできて、境内の松の木に立ち寄ったんだ。
家光はこのことをたいそう喜び、その松を「遊女の松」と名付けたそう。
その後「遊女の松」は「御鷹の松」と呼ばれるようになったよ。
【明治神宮の住所とアクセス】
住所
東京都渋谷区代々木神園町1−1
アクセス
- 東京メトロ銀座線「外苑前」駅 3番出口より 徒歩約5分
- JR総武線「信濃町」駅 より徒歩12分
- JR総武線「千駄ヶ谷」駅 より徒歩15分
- 都営大江戸線「国立競技場」駅 A2出口より 徒歩約12分