江戸最大の八幡様・富岡八幡宮は相撲との関わりが強い!
2023年2月6日日本一の参拝客を誇る「明治神宮」は都会のオアシス!魅力を徹底解説!
2023年2月25日品川神社は東京都内最大の富士塚がある神社として有名だよ。
また金運がアップすると言われる「一粒萬倍の泉」も人気のパワースポットなんだ。
今回は品川神社の魅力にせまってみよう。
目次
【品川神社は東海道北品川宿の鎮守神】
品川神社は東京10社の1社でもある神社。
京浜急行線・新馬場駅から徒歩3分の好立地にあるので、年間を通じて参拝客が多いよ。
品川神社がある新馬場駅周辺は、東海道の第一宿・品川宿として栄えた場所なんだ。
創建は東海道が作られた頃よりももっと古く約830年前。
平安時代末期の1187年に、源頼朝が海上の交通安全と祈願成就の守護神として、安房国の須崎明神を勧請したのが始まりなの。
その後、関ヶ原の戦いでは出陣する際に、徳川家康がこの品川神社で戦勝祈願したそう。
さらに「太太神楽」を奏して神輿や面などを奉納したと伝えられているよ。
そのため現在でも境内のあちこちに徳川家の家紋・三つ葉葵が見られるんだ。
無事に徳川家康が関ヶ原の戦いで勝利したことで、祈願成就の御礼として「天下一嘗の面」と「葵神輿」を奉納しているの。
【品川神社の御祭神】
品川神社の主祭神は
・天比理乃咩命:祈願成就・航海安全の神
・宇賀之売命:お稲荷様・農業・商業・産業繁栄の神
・素盞嗚尊:天王様 風水害除け・厄除け・病気除けの神
だよ。
創建当時の御祭神は天比理乃命だけだったのが、1319年に鎌倉時代後期の御家人・二階堂貞藤が宇賀之売命を勧請。
さらには1478年には上杉家に仕えていた太田道灌が素戔嗚尊を勧請して、現在の御祭神になったんだ。
ご利益は
・祈願成就
・海上安全
・財運向上
・商売繁盛
などがあるよ。
【東京都内最大級の富士塚あり】
品川神社には東京都内最大級となる富士塚「品川富士」があるよ。
富士塚は「富士山に模してつくられあ人工の山」で、東京に居ながら手軽に富士山に登ることができるんだよ。
高さは約15mで、明治2年(1869年)に築造。
その後、大正11年(1922年)に現在の場所に移築されたんだ。
この品川富士は1年中登拝することができるんだけど、登山道はとても狭いので登拝する際には注意しよう。
険しい登山道を登っていくと、2~3分で頂上に到着するよ。
山頂はとても見晴らしがよいんだ。
ちなみに品川富士の頂上にはお社はなくて、富士塚のふもとに浅間神社が鎮座しているよ。
品川富士を登れば、富士山を登ったのと同じ利益があるそう。
品川神社を参拝したらぜひ品川富士へ登ってみよう。
【「一粒萬倍の泉」は金運アップのパワースポット】
金運アップを願う人が数多く参拝する品川神社。
特に「一粒萬倍の泉」は金運アップのパワースポットとして人気が高いんだ。
この一粒萬倍の泉は、お金や印鑑などを洗うと万倍になると言われているよ。
一粒萬倍の泉があるのは、品川神社の末社である阿那稲荷神社の下社。
朱色の鳥居が立ち並んでいるのが特徴的。
神秘的な空間にある一粒萬倍の霊泉で、お金や印鑑を洗い清めると金運がアップするよ。
「この印鑑を使っている銀行口座にしっかりお金が貯まりますように」と願いを込めてしっかりと清めよう
また御神水を持ち帰って、お店や家の入口や四隅にまくとお店の繁盛や、給与アップが期待できると言われているんだ。
【まだまだある!品川神社の見どころを徹底解説】
品川神社と言えば、一粒萬倍の泉や品川富士が有名だけど、境内にはそれ以外にもたくさんの見どころがあるよ。
ここでは品川神社を参拝したらぜひともチェックしたいおすすめスポットをまとめてみるね。
<双龍鳥居>
品川神社の一の鳥居は「双龍鳥居」と呼ばれていて、大正14年(1925年)建造。
この双龍鳥居は、鳥居の一番上の笹木と呼ばれる部分が沿っている「明神鳥居」という鳥居なんだ。
この明神鳥居は素盞嗚尊を祀っている神社によく見られる鳥居の様式で、京都の八坂神社もこの明神鳥居だよ。
一の鳥居の柱の両側には龍が彫られていて、右の柱に「昇り龍」、左の柱には「降り龍」が彫られていることから「双龍鳥居」と呼ばれるようになったの。
双龍鳥居は、都内では品川神社、馬橋稲荷神社(杉並区)、高円寺境内稲荷社(杉並区)の3社にしか見られないんだ。
この3社は「東京三鳥居」とも呼ばれているよ。
ちなみに双龍鳥居の先にある石段は、映画「シン・ゴジラ」のロケ地にもなったそう。
また双龍鳥居の左側には、大黒天の大きな石像があるよ。
品川神社は昭和初期に定められた「東海七福神」の1つなんだ。
<拝殿>
品川神社の拝殿は2020年に修復されたばかりでとても綺麗だよ。
<阿那稲荷社>
品川神社本殿の横にたくさんの赤い千本鳥居が並んでいるのが、阿那稲荷社だよ。
阿那稲荷社と言えば、一粒萬倍の泉が有名だよね。
阿那稲荷社の上社には「天の恵みの霊」、下社には「地の恵みの霊」が祀られているよ。
<浅間神社>
品川富士のふもとのあるのが浅間神社だよ。
この浅間神社は、富士山をご神体として祀る神社なの。
浅間神社にある狛犬の足元には、富士山が描かれているよ。
<ぶじかえるの石像>
ぶじかえるの石像は、「富士+帰る」を「ぶじかえる」という言葉遊びから、交通安全を守ってくれるとされているよ。
<包丁塚>
包丁塚は使い古した包丁や調理された生き物たちを慰霊する塚。
調理を生業にする人が多かった宿場町ならではの歴史を感じられるね。
<宝物殿>
品川神社にある宝物殿は、徳川家康が奉納した舞楽のお面や神輿など、貴重な品々が数多く展示されているよ。
一般公開している時期は決まっており、GW中、6月の例大祭など。
<水かけ河童>
河童の像「水かけ河童」は、水難除け・無病息災を願って奉納されたもの。
<板垣退助の墓所>
本殿の裏手にあるのが、板垣退助の墓所。
板垣退助と妻の墓石が並んであるよ。
【品川神社のお祭り「品川神社例大祭」】
品川神社のお祭りと言えば、毎年6月7日に近い金・土・日に行われる「品川神社例大祭」が有名。
このお祭りは別名「北の天王祭」とも呼ばれていて、大拍子と篠笛で奏でる品川拍子の合図に従って神輿が練り歩くんだ。
地元の人から観光客までたくさんの人で賑わうよ。
品川神社例大祭では徳川家康が奉納したとされる天下一嘗の面をお神輿に付けて、無病息災・抗福招来を祈願するの。
これは江戸時代に疫病が流行した際に、神様から「この面を神輿に付け町々を廻れば苦しみから救う」というお告げがあったからなんだ。
それ以来6月の例大祭ではこのお面をお神輿に付けて祈願することになったよ。
天下一嘗の面は室町時代中期につくられたもので、指定文化財にもなっているの。
【品川神社の住所とアクセス】
住所
東京都品川区北品川3丁目7−15
アクセス
- 京浜急行新馬場駅北口から徒歩1分
- JR品川駅からタクシー5分・徒歩15分(800m)
- JR・東急大井町駅から東急バス(品94・渋41)新馬場駅下車徒歩3分
公式サイトより引用