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広大な敷地を誇る成田山新勝寺境内には公園や美術館もある?!おすすめスポットを徹底解説!

成田山新勝寺 from wikipedia

源頼朝、水戸光圀、二宮尊徳、歌舞伎役者・市川團十郎など数々の著名人が信仰してきた成田山新勝寺。

広大な境内には、たくさんの見どころスポットがあるよ。

ここでは、成田山新勝寺を訪れたら絶対に見ておきたいおすすめスポットをご紹介しよう。

 

 

開山堂 from wikipedia

 

【ここだけは外せない!成田山新勝寺の見どころを徹底解説!!】

 

成田山新勝寺の見どころスポットをまとめてみよう。

 

総門 from wikipedia

 

<総門>

成田山新勝寺には入口が数カ所あるんだけど、総門が正面入り口にあたるよ。
総門は総ヒノキ造りで高さは約15m。
蟇股という欄間にあたる部分には十二支の動物の彫刻が施されているよ。

 

開基1070年の記念事業によって、2008年(平成19年)に建立されたもので、荘厳な雰囲気が魅力。
楼上には8体の生まれ歳守り本尊が安置されているよ。

 

 

仁王門(重要文化財)from wikipedia

 

 

<仁王門>

総門をくぐると、見えてくるのが1831年(天保2年)に再建された国指定重要文化財の「仁王門」だよ。
門の左右には、密迹金剛、那羅延金剛の二尊が奉安されていて、昔から成田山の門を力強く守ってきたんだ。
裏仏として、広目天と多聞天の二天が奉安されているよ。
門の中央にある「魚がし」の文字が書かれている大提灯は、東京築地の魚河岸の旦那衆から昭和43年に奉納されたものなんだ。

 

<大本堂>

お不動様のご利益を頂ける中心道場が大本堂だよ。
開山以来、1日も欠かすことなく続けられている御護摩祈祷は、この大本堂で行われているの。

 

大本堂は1968年(昭和43年)に建立されたもので、堂内の御本尊不動明王は、向かって右に矜羯羅童子、左に制咤迦童子を従えているよ。
またその他にも四大明王や平成大曼荼羅が奉安されているよ。
堂内は参拝客であれば誰でもお上がりすることができ、車いすようのエレベーターも完備されているんだ。
大本堂の手間にある「香閣(こうかく)」ではお線香の煙を浴びることもできるよ。

 

三重塔(重要文化財) from wikipedia

 

<三重塔>

大本堂から向かって右側にあるのが三重塔。
1712年(正徳2年)に建立されたもので、国の重要文化財にも指定されているよ。
総高は25mで、塔内には大日如来を中心に五智如来が奉安されているの。

塔の一階周囲には世にとどまって仏法を護持する下村円徹作の「十六羅漢」の彫刻がめぐらされているよ。
雲水紋の彫刻が施された各層の垂木は一枚板で作られた珍しいもので「一枚垂木」と呼ばれているよ。
江戸時代の華やかな彫刻と、2008年に修復が施された漆塗りの美しい彩色が特徴的なんだ。

 

一切経堂 from wikipedia

 

<一切経堂>

一切経堂は1722年(享保7年)に建立されて以来、何度も修復を繰り返してきたよ。
一切経堂の中央にある輪蔵には、約2000冊もの一切経が納められているそう。
入口の額は松平定信公の筆によるもの。

 

聖徳太子堂 from wikipedia

 

<聖徳太子堂>

大本堂の東にある聖徳太子堂は、1992年(平成4年)に建立、2007年(平成19年)に修復。
日本の仏教興隆の祖・聖徳太子の理念に基づいて、世界平和を願って建てられたそう。

堂内には本尊である聖徳太子像が奉安されているよ。
それを囲むように大山忠作による6つの面に壁画が描かれているんだ。
堂内六面が白鷺、蓮、桜、牡丹、菊、楓の美しい壁画となっているの。

 

額堂(重要文化財) from wikipedia

 

<額堂>

1861年(文久元年)に建立、1986年(昭和61年)に修復された額堂は、重要文化財指定。
額堂には、奉納された額や絵馬などがたくさん保管されているよ。

江戸時代に奉納された貴重な絵馬や、様々なモチーフの彫刻などを見ることができるの。
また、成田屋の屋号で知られる7代目・市川團十郎丈の石像もあるよ。

 

<出世稲荷>

大本堂を正面にして左手に進み、階段を上がるとひっそりと佇むのが「出世稲荷」だよ。
本堂に安置される御本尊「荼枳尼天(だきにてん)」は、江戸時代に成田山を信仰した佐倉藩主・稲葉正通が寄進されたものと伝わっているんだ。

 

御本尊「荼枳尼天(だきにてん)」にお祈りすると「商売繁昌、開運成就、火伏せ」などの御利益があるそう。
名刺を奉納して出世を祈願することもできて、名刺を貼り付けられる絵馬もあるよ。
出世運・仕事運をアップしたい人はぜひ参拝しておこう!

 

釈迦堂(重要文化財) from wikipedia

 

<釈迦堂>

大本堂から向かって西側にある釈迦堂は1858年(安政5年)に建立された重要文化財。
成田山新勝寺のかつての本堂であり、大本堂の建立に当たって1964年(昭和39年)に現在の場所に移されたんだ。

堂内には、仏教を開いた釈迦如来、普賢、文殊、弥勒、千手観音の四菩薩が奉安されているよ。
周囲には、一枚板に浮彫りにした五百羅漢や二十四孝の彫刻が施されていて、江戸時代後期の特色を色濃く残している総欅造りの御堂なの。
現在、釈迦堂では厄除けお祓いを行っているよ。

 

光明堂(重要文化財) from wikipedia

 

<光明堂>

釈迦堂の右側を抜けて奥に進むと見えてくるのが光明堂。
光明堂は1701年(元禄14年)に建立された国指定重要文化財。
光明堂は釈迦堂の前の本堂であり、江戸時代中期の貴重な建造物なんだ。
堂内には正面に大日如来、向かって右側に愛染明王、左側に不動明王が奉安されているよ。

 

愛染明王は愛欲・欲望・執着などの煩悩を向上心へ変え、正しい道へと導くとされていて恋愛運アップの御利益があやかれるの。
恋愛運をアップさせたい方、良縁を求める方は、光明堂を参拝してみよう。
お堂の前には恋愛成就の絵馬を吊るす場所もあるよ。

 

また光明堂の後方には奥之院の洞窟があって、普段は中に入ることができないんだ。
その中には、不動明王の本地仏、大日如来像が安置されているよ。
毎年祇園会が開催される7月の3日間だけ、洞窟の扉が開放されるんだ。

 

<雄飛の滝>

光明堂近くの「清滝権現堂」の脇にある階段を降りたところにあるのが、雄飛の滝。
高さは約20m、幅約2.7mの滝で、右手には御滝不動尊が安置されているよ。
滝つぼに落ちる水音に耳を澄ませば、心が癒されるパワースポットとしても人気があるの。

 

平和大塔 from wikipedia

 

<平和の大塔>

境内の最奥にある平和の大塔は、1984年(昭和59年)に建立された真言密教の教えを象徴する塔。
高さは58mで5階建ての塔になっていて、1階には成田山の歴史展や写経道場、2階の明王殿には大塔の御本尊不動明王、四大明王、昭和大曼荼羅、真言祖師行状図が奉安されているよ。

3・4階の経・法蔵殿にはご信徒による掛仏、5階の金剛殿には五智如来が奉安されているんだ。
1階にある写経道場では、毎日写経体験を行っているの。

 

醫王殿 from wikipedia

 

<醫王殿>

醫王殿は2017年(平成29年)に開基1080年記念事業で建立されたもの。
木造総檜で、一重宝形造のお堂となっているよ。
堂内には薬師瑠璃光如来、日光菩薩、月光菩薩、十二神将が奉安されているんだ。
醫王殿では健康長寿と病気平癒の祈祷が行われているよ。

 

<成田山公園>

平和の大塔の眼下には、東京ドーム約3.5個分にあたる16万5000㎡の敷地を誇る広大な成田山公園が広がっているよ。
成田山公園内には、梅・桜・藤・菊などの花々の他、クヌギ、ナラ、イチョウなどの紅葉も楽しめるの。

例年、梅まつり、紅葉まつりなどが開催され、四季折々の自然の美しさを堪能できるんだ。
また公園内の各所には松尾芭蕉や高浜虚子など著名な文人たちの句碑があり、先人の足跡を感じることができるよ。

 

<成田山書道美術館>

成田山新勝寺の大本堂から後方に広がる、成田山公園の一角にあるのが成田山美術館。
公益財団法人成田山文化財団が運営する書の総合美術館で、古今の日本と中国の書を収蔵しているよ。

収蔵品展や企画展を併せて、年6~7回の展覧会が催されていて、広々とした館内には江戸末期から現代までの近代日本の書作や資料などを展示。
また美術館の横には、水の落ちる音が琴の音のように聞こえる「水琴窟」もあるんだ。

 

お坊さんレモン
お坊さんレモン
たくさんの見どころ!ゆっくり巡りたいですね♪

 

 

 

 

【成田山新勝寺の住所とアクセス】

 

住所

千葉県成田市成田 1番地

 

アクセス

成田山新勝寺の最寄り駅「京成電鉄 京成成田駅」「JR線 成田駅」から徒歩約10分