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洲本城

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洲本城は淡路国津名郡洲本(現在の兵庫県洲本市)にあるお城。
別名「三熊城」と呼ばれており、国の史跡にも指定されています。

洲本城は、大永6年(1526年)三次氏の重臣、安宅治興が築城しました。
1581年淡路討伐の際に、総大将羽柴秀吉に降り、城は仙石秀久に与えられました。しかし秀久は九州征伐の際に違反を犯して高野山へ追放。
その代わりとして脇坂安治が城主となって、天守を造営しました。
また石垣の大改修もその際に行われ、登り石垣が築かれます。

現在ある模擬天守は、1928年に御大典を記念して作られた鉄筋コンクリート製。模擬天守としては日本最古のもので展望台に特化しています。

 

写真提供

wikipedia (PD, CC – 著作権名は画像に記載)

〒656-0023 兵庫県洲本市小路谷1272

 

・御城印の入手場所

洲本市立淡路文化史料館

200円

洲本城には、上の城と下の城があります。
上の城は国の史跡に指定され、下の城は洲本市の史跡に指定。
上下の城をつなぐことで防衛力を高めた「登り石垣」は全国でも数例しかないといわれる珍しい遺構です。

登り石垣とは、伊予・松山城や彦根城にもみられる石垣であり、麓から山頂に向けて縦に高い石垣が設けられています。
このような石垣にすることで、敵が城を攻めてきたときに、山麓を横移動できないようにしていたそうです。
洲本城には本丸天守台から東の丸までの間に、登り石垣があります。

また遺構の状態も非常に良好に保存されていることから、続日本100名城にも選定されています。
石垣のライトアップなどの整備も行われており、近畿地方有数の観光地である淡路島の人気スポットの1つとなっています。