伊作城
2020年3月8日南郷城(肥後国)
2020年3月8日一宇治城
一宇治城は、鎌倉時代に島津氏の伊集院氏によって築城されたとされています。
伊集院氏は、本家の島津氏を凌ぐと言われていたほどだが、1450年(宝徳2年)3月、島津忠国は伊集院一族を追放し、一宇治城は島津氏配下の城となりました。
島津家中の統一を目指していた島津忠良・貴久親子は先祖代々の居城で薩摩国西部にあり不便だった伊作城から、薩摩国中央部にあるこの一宇治城に拠点を移し、鹿児島の制圧を目指したとされ、1545年(天文14年)に北郷氏、樺山氏などの島津氏の有力分家の支持を得た貴久は、一宇治城で薩摩国・大隅国・日向国3カ国の太守となり、島津家中の統一を果たしました。
1549年(天文18年)9月に島津貴久とフランシスコ・ザビエルが対面し日本で初めてキリスト教の正式な布教の許可がおりた場所として著名。
現在は、「城山公園」として整備されており、「神明城」跡にはフランシスコ・ザビエルとの会見を記念する石碑が建っています。
また伊集院駅前には島津義弘の銅像が立っています。
写真提供
〒899-2521 鹿児島県日置市伊集院町大田